WORKS
ワークショップ
自然体験〜小さな森のワークショップ
幼児を対象に、都市型の公園でも実施可能な自然体験ワークショップを開催しました。
港区の保育施設「クランテテ」の子どもたちに品川駅近くの「品川森の公園」をフィールドに2016年9月から2017年3月まで計6回のプログラムを楽しんでもらいました。
フィールドアクティビティの第一人者、都留文科大学の高田研教授に指導監修をいただきながら各種プログラムを実施。
小さな森のワークショップは、幼児が自然との関わり合いを自分の中から発見し、行動化し、内面化できることを目的に、各プログラムの開発、実施を行いました。
回を重ねるごとに、子どもたちの遊び方や子どもたち同士の関わり方が変化する様を観察することができました。
都市公園の小さな自然でも、自然体験プログラムとして十分に機能する可能性があることが実証できたと考えています。
今後は、このプログラムを発展、整理して、環境に依存しない自然体験プログラム、また子どもの知能発達と関連付けた自然体験プログラムへと開発を進めていく予定です。
現在、小学生向け「自然体験プログラム」も開発中です。
金融経済教育ワークショッププログラム「投資って何?」(中学生対象)
証券会社野村ホールディングス様が主催する、中学向けの金融材教育出前授業の開発をお手伝いいたしました。プログラムは2時限(100分)授業で設計。身近な買い物の体験からスタートし、会社の社会的意味を考察。投資のしくみを学んだ後、各班に分かれて担当する新規プロジェクトのプレゼンテーション資料を作成。
投資家役の他のクラスメイトに向かってプレゼンテーションを行い、事業資金を集めるというもの。
2時限という限られた時間の中で、生徒たちが自主的に考え、意見を交換し、集約し、発表する、というプロセスをきちんと体験できるよう工夫されています。
座学ではない、ワークショップ型の授業展開にすることで、生徒にとって遠い「投資」という機能を、自分事として感じられるよう設計されています。
起業家教育プログラム「NOMURA ビジネス・チャレンジ」(高校生対象)
近年話題となっている「起業家教育」を「イノベーション」という視点から設計、制作しました。日本人の起業が少ないひとつの理由として「起業家マインド」を持った若者の少なさが上げられています。その一因として従来の起業家教育において、起業家像が、例えばスティーブ・ジョブズのような傑出した才能によるような印象が強すぎたという要因が上げられています。
本プログラムでは「イノベーションはキミにもできる!」を掲げ、生徒たちにイノベーションを体験してもらい、「ああ、イノベーションって意外に簡単にできるんだ」という成功体験をもたらすことを目標にしています。
併せて、若く成功した起業家の皆さんの声を映像で届け、起業・イノベーションの目的・本質がお金ではなく、社会を変革することであることを理解してもらいます。
プログラムは、細かいステップに分かれ、各ステップを踏みながら進むことで、自分の身の回り、あるいは社会的な課題のソリューションが提案できるうよう設計されています。体験した生徒からは「普段自分がもやもやと抱えていたアイディアがイノベーションだったんだ」「イノベーションって自分で起こせるんだと自信がついた」といった感想が寄せられています。